みなさんは企業やお店のアカウントとLINEをしたことがありますか?
お店のLINEは自動で返信が返ってきたりクーポンが表示できたり、普段私たちが使うLINEとどこか違いますよね。
あれはLINE公式アカウントと言うシステムで、利用するとお店とお客様が気軽に連絡を取ることができるのです。
今回はビジネスでLINEを使いたい方に向けて、LINE公式アカウントの開設と開設後の設定について書きたいと思います。
まず開設です。
「LINE公式アカウント」と検索し、検索結果から下のサイトを開きます。
その後、右上にあるオレンジ色の「アカウント開設」をクリックしてください。
すると下のような画面が表示されるので、すでにお持ちのLINEアカウントか、お好きなメールアドレスを使ってLINE Business IDを作成します。
なお、公式アカウントとして開設するアカウントと、今作成しているLINE Business IDは別なので安心してください。
つまり、Aさんの名前でLINE Business IDを作成してからログイン後の画面で株式会社〇〇のLINE公式アカウントを開設できるので、LINE Business ID作成時に名前を会社名や事業名にする必要はありません。
LINE Business IDを作り終えると、公式アカウントが開設できるようになります。
上でも少し触れましたが、個人のLINEと違って、
「AさんがLINE Business IDでログインして、B事業・C事業の公式アカウントを開設…」というように、ひとつのLINE Businee IDから複数の公式アカウントを作ったり、途中から運用に参加したりできます。
ログアウトせずに複数の公式アカウントを運用できるので便利ですね。
では、簡単な情報を入れて開設した公式アカウントに、いろいろな設定をしていきましょう。
ホーム画面にやることリストというものが表示されるので、基本的にはそれに従って設定していけば大丈夫です。
また、リストにある設定をすべて行う必要はありません。
なのでここからは、個人的にお伝えしたいポイントを書きます!!
QRコードなどの取得左の「友だちを増やす」メニューにある「友だち追加ガイド」を押すと、招待URLやQRコードが取得できます(やることリストからも進めます)
設定を始めるにあたり、開設した公式アカウントをまず自分のスマートフォンで友だち追加されることをおすすめします!
プロフィールや応答などの設定がどのように反映されているか、お客様からの見え方を随時確認することができるからです。
アカウント設定右上の「設定」の中にある「アカウント設定」の確認をお勧めします。
「トークへの参加」の許可不許可は、開設した公式アカウントをグループに追加可能にするかどうかの項目です。
やりとりするのが会社相手の場合、グループに追加されることでお相手の会社全体に連絡事項が伝えやすいこともあるかもしれませんね。
個人のお客様が対象の場合、お客様のグループと連絡を取ることはないと思うので、「許可しない」でいいのではないでしょうか。
「写真や動画の受け取り」も、公式アカウントの利用目的に応じて受け取るかどうかを考えましょう。
「基本設定」にあるアカウント名は変更後7日間、プロフィール画像は変更後一時間は次の変更ができないので気を付けましょう!
IDについて「アカウント情報」からIDを確認すると、ランダムな数字が振られています(左上のアカウント名の隣の@~でも確認できます)
LINE公式アカウントのIDは、初期状態では開設時に自動で発行されるID(「ベーシックID」という)になっています。
IDを好きな文字列に変更するには、月額100円または年額1,200円の「プレミアムID」を購入する必要があります。
また、LINEアプリ内の検索結果で公式アカウントを表示させるためには、アカウント認証を受ける必要があります。
せっかくプレミアムIDでわかりやすいIDにしたなら、検索で出てくるようにしたいですね。
「設定」の「アカウント設定」を開くと「認証ステータス」の項目があるので、「アカウント認証をリクエスト」で進んでいきましょう。
逆に招待した人しか参加してほしくない場合は、アカウント認証をしなければ、知らない人が検索から入ってくる可能性が0になりますね。
アカウント認証は下記のような手続きが必要です。
審査には10日間ほどかかるようなので、新規事業開始に合わせて作成する場合などは、余裕をもって申請したいですね。
あとはやることリストに従って各種設定をしていけば大丈夫です。
プロフィール設定は、保存だけじゃなく公開も選択されているかを確認してくださいね。
公式アカウントを初めて使う時は戸惑うことも多いかと思いますが、慣れてくるとかゆいところに手が届くサービスになっているなあと感心します。
新しい事業を始めるときに開設してみてはいかがでしょうか?
それでは失礼します!