こんにちは!
今回は、最近知った「ひらく」という考え方についてお話しします
「ひらく」というのは校正の用語で、漢字で書ける接続詞や補助動詞などをひらがなで表記することを指します。
漢字が多い文章は、読みにくさや近寄りがたさを感じることがありませんか?
そこで、ひらがなでも通じる漢字は、ひらいていくと、ぐっと読みやすくなります。
ひらくと良いとされる例を、何個か上げていきますね。
接続詞接続詞は文と文をつなぐ言葉です。
漢字 |
ひらく |
但し |
ただし |
その為 |
そのため |
及び |
および |
且つ |
かつ |
補助動詞補助動詞は動詞を補助する言葉です。
漢字 |
ひらく |
~して頂き |
~していただき |
~して下さい |
~してください |
~して見る |
~してみる |
~して行く |
~していく |
副詞や形式名詞にも、ひらくことが推奨される言葉はたくさんあります。
それ以外にも、下記のようにひらいた方が良いとされる言葉がありますよ!
様々→さまざま
色々な→いろいろな
致します→いたします
御座います→ございます
~等(など、と読む場合)→~など
会社HPや広告、プレゼンなど文章の公開にはいろいろなシチュエーションがありますが、
読みやすい方がよいという考え方は、すべての文章に共通するものではないでしょうか。
もちろん、書く人の好みや文章の重要性などにより、あえてひらかず漢字を多く使った文にすることも良いですよね
よければみなさんも文章を書くときに「ひらく」を意識してみてください!