どうも。Valve Indexを買って半年経ちました。
今回はValve Indexの補強について書いていこうと思います。
前回の記事を書いていた時はValve Indexのセットアップについて書こうと考えていたのですが、
セットアップ関係の記事は既に多数存在していたので、需要は少ないかもと思い至り、比較的少なく感じた補強についてレビューがてら私の所感をまとめられたらと思います。
この記事でやることとしては
- コード補強
- フェイスクッションを安価なものに付け替える
- 冷却ファンを取り付ける
となります。
今回の補強は以下の記事を参考にさせていただきました。
https://signyamo.blog/valve-index_customize/https://kohavrog.com/kiwi-design-q19/・コード補強コードの保護剤としては参考記事に従って下記のものを購入、取り付けました。
エーモン 配線チューブ 7φ 2m 1116値段は現時点で342円。
リーズナブルですね。
Valve Indexのユーザーさんから聞いた話、Valve Indexのコードはかなり傷みやすいらしく、断線による故障の原因となることもあるとのことでした。
最近寝たままヘッドマウントディスプレイ(以降HMD)をつけて遊んだり、装着したまま寝入ることが増えたのですが、その影響か私のコードも大分歪んできて危機感を感じておりました。
断線してからでは遅いです。保証対応があるとしても、この価格帯で予防になるのであれば、付けることをお勧めします。
付け方は簡単...ではありませんが単純です。チューブは切れ目が入っているので、そこを何かしら堅いもので開け、コードに付けていきましょう。
正直この補強が今回紹介する中で、一番時間も労力もかかりました。がんばりましょう!

梱包袋の背面にも書いてあるのですが一度入ってしまえば、チューブを曲げることにより比較的簡単に装着していくことができます。
とは言っても2mあるので疲れるんですけどね。
この補強の難関はこれだけではありません。Valve Indexはコードを後頭部に固定する固定部品があります。
これを通して、コードの開始部分までチューブを持っていくのがとても大変でした。
ただ、ここの補強はコードの流れを誘導してやることで、無理な湾曲を防ぐことに重きがある(と私が勝手に解釈しているだけですが)と思っているので、
ある程度納得いく位置まで持っていけたらそこで止めてしまってもいいと思います。
最後にHMDからコードが生えている箇所からコードに負担の少なそうな流れに誘導して、結束バンドで固定すれば完成です。
・フェイスクッションを安価なものに付け替えるValve Indexには純正品のクッションが付いているんですが、直接肌に当たるものということで、長時間使っていると自然と汗がついてしまいます。
私がHMDを使い始めたのは冬場だったので特に気にしていなかったのですが、夏場になってくると気温も上がり、自然と汗が出てきてしまいます。
純正品は純正なだけあって肌触りや固定の塩梅はばっちりだったのですが、これをずっと使い続けるのは少し抵抗がありました。
Valve Indexのフェイスクッションは仕様上クッション部分を洗濯するのが難しいということもあり、私は下記の安価なものと取り替えて使っています。
AMVR Valve Index に対応フェイスクッション値段は現時点で3,280円です。
肌触りやフィット感は個人差もあるので参考になるかはわかりませんが、私は純正の方が好きです。
取り換え先の廉価版は合成皮革感のある肌触りで、長期間使っているとぼろぼろになるんじゃないかという不安もありますが、使用期間二ヶ月強で特にそういった兆候は見られません。
純正と違い汗などが染みつく素材でもないと思うので、気になる方は定期的に肌に当たる部分を濡れタオルなどでぬぐってみるとよいかと思います。
このフェイスクッション、自分でクッション部分を付けないといけないんですが、それがなかなかわかりずらいので、
この記事では付け方だけ簡単にご紹介したいと思います。

この画像の赤い丸の部分。これは鼻部分の隙間を覆って光が入ってこないようにするためのクッションというかゴムなんですが
私は最初付け方がわからなくて苦労していました。
よく見ると内側に両面テープと、そこを中心に穴が開いています。
また、HMD本体と直接くっつくプラスチック部分(Facial Interface Bracket)の鼻の部分にも小さい突起が二つ確認できます。
ゴムの両面テープが付いている側と、プラスチックの顔が面する側をゴムの穴にプラスチックの突起をくっつけることで純正品とシルエットが同じに!

(左が純正品、右が廉価品)
あとは説明書を参考に目の周辺などのクッションを自分の顔に合わせてくっつければ完成となります。
鼻のところ以外はマジックテープなので付け直せるのもありがたいですね!
安価なクッションも洗えなかったみたいな記事もありましたので、洗濯機に入れたりするのは避けたほうが良いかもしれません。
記事を書いてて気付いたのですが、このフェイスカバーに付属するVR Lens Coverの用途がわからなくて放置していたんですが、HMDを使用していないときにレンズが外部からの光の影響で
劣化しないようにつけるカバーだったんですね。せっかくなので帰ったら使用してみようと思います。
・冷却ファンを取り付ける最後に冷却ファンについての付け方とレビューをしていきたいと思います。
このファンについてはちょっと不安点もあるので、購入と装着はデメリットを理解した上での実行をお勧めします。
Valve Indexを長時間使っていると毎回思うのですが、全面部分が熱くなります!
冬場は触ると温かいので少し助かっていましたが、夏場は着けてる人間も機材も熱がこもって大変なことになるんじゃないかと不安に思っていました。
そんな時記事で見つけたのがこちら。
KIWI DESIGN Valve Index VR USBラジエーターファン VRヘッドセット用値段は3,395円とフェイスガードとそこまで変わらない値段です。
フェイスガードと同じタイミングで買って付けてみました。

Valve Index前面のプラスチックカバーを取り外すと四角の中にUSBポートがあります!(画像参照)ここに上で紹介したファンの電源を挿してカチッと音がするまでくぼみにはめ込んでみると固定され、
熱に邪魔されない、快適なVR生活を提供してくれるようになります!

ただ、このデバイスには今見当たるだけでいくつかの問題点があり、そこを納得できる方にだけお勧めします。
①ファンの取り外しが容易ではない
これを付けて装着するしないの争点になるんじゃないかと思います。
他の方の記事によると、ファン本体のツメが折れそうになるけど取り外せるみたいなことが書いてあるので外せることには外せると思うのですが、
私にはうまく外せるビジョンが浮かばないので、ファンが壊れるまで外さないつもりです。
②Valve Index前面のプラスチックカバーが付けられなくなる
ファンの装着時に外したプラスチックカバーが装着できなくなります。
ファンで熱気を外に出す性質上しょうがないのでしょうが、ファンの周りの穴の部分に埃などが入らないか少し不安ではあります。
③電源のON、OFFが手動
ファン前面の角に付いたボタンで電源を制御します。Valve Indexの電源がアクティブの時はずっと回り続け、
ファンの酷使による寿命が近くなるので、それが嫌であればこまめに切りましょう。(私は忘れがちなのでだいたい次回使うときに気づいて焦ります)
熱で壊れるのが一番嫌なので私は装着してますが、付けて以来HMDからの熱に悩まされることはなくなりましたので、効果はしっかりあります!
せめてちゃんと外しやすいファンが出てくれたらいいんですが。
今回は以上です。お疲れ様でした!
Valve Indexはサポート対応が手厚いとの話も聞いたことがありますが、できるだけ長く使いたいのであれば、コード類を中心にしっかりと環境を整えて使っていきたいですね!