What is
閉鎖循環式陸上養殖AIシステム
約90%を輸入に頼るエビの
国内生産が可能に

私たちが食べているエビのほとんどは海外からの輸入に頼っているのが現状です。
当社のシステムは、微生物の力を使ったろ過システムを用いて飼育水を繰り返し使用するため、
海面養殖と比べ環境負荷が少ない養殖方式です。
また、外部から病気を持ち込まれる心配がなく、水質・給餌などを管理しながら生育できるため
薬剤不使用で安心安全なエビを育てることができます。

開発の経緯

日本の漁獲量は減少の一途をたどっています。
加えて、漁業従事者の労働時間や休憩、休日に関する規定がなく、
ライフワークバランスを確保できず、担い手不足という現状があります。
そこでAIの力で自動管理し、人手や手間を減らせないか。
陸上で養殖が可能な閉鎖的陸上養殖AIシステムで効率的に漁獲量を増やせないかと考えました。
非常に難易度が高いながらも車エビの市場価値は高く、
上昇傾向であることから車エビの養殖事業を開始しました。

砂なし養殖のメリット

車エビは砂に潜って生活するため、これまで砂のある所でしか生きられないと考えられていました。
しかし、試行錯誤の末、弊社の特殊断熱水槽では砂なしでの養殖が可能となりました。
砂なし養殖が可能となったことになるメリットには下記の3点があります。

活動の様子を
観察することができる
姿を把握することが可能になったことにより、大きさの把握・活動の観察などが可能となりました。その結果、様々なデータの収集が可能となり、成長や変化に気づくことができます。
エサ代の削減が可能
大きさや活動の観察が可能になったことにより、AIでの給餌量の計算が可能となりました。余剰な餌を与える必要がなく、エサ代の削減や、過剰な餌によるアンモニア中毒を防ぐことができます。
掃除の手間が省ける
砂があると有害物質が溜まってしまい、水質悪化やヘドロ化してしまいます。それを防ぐために砂を天日乾しするなど大変な手間がかかりますがその必要はなく、掃除がラクになります。